学校のようす__

7月の様子 その3

1年生の授業から



 八千浦中学校には、社会の教材として、なんと本物の埴輪(はにわ)があります。しかも何種類もあります。社会の授業者から「本物だよ」と言われると、生徒たちの目の色が変わりました。偽物(レプリカ)の教材も数多く世の中には存在していますし、私たち素人には本物と偽物を見分ける眼力などはないのですが、本物に触れることができる学びというのは大変貴重であることを、生徒の姿から改めて実感しました。



 技術の授業では、木材加工の題材で、カンナを使用しました。ノコギリやトンカチなどは、使用したことがあった生徒が多くいましたが、カンナに関しては見るのも触るのも初めての生徒ばかりでした。案の定、ほぼ全員が刃の調整に苦戦し、何度も何度もトンカチでカンナをたたいていました。それでも授業の最後には、なんとかカンナで木材の面をきれいに仕上げることができました。



 上越教育大学教職大学院で学んでいる現職教員の大学院生から、レゴ(R)を使った「シリアスプレイ(R)」で「スキルビルディング」というスキルトレーニングをしてもらいました。LEGO社によって開発された対話の手法「シリアルプレイ(R)」は、NASAやGoogleを始めとした多くの企業が取り入れている研修手法の一つで、なかなか言語化しにくい想いやビジョンについて対話するワークショップです。今後、全学年でこのワークショップにより、スキルアップを目指します。

*(R)…Copyright 登録商標


2022年07月05日 中野 博史