学校のようす__

7月の様子 その5

人権教育、同和教育



 当校は令和4年度・5年度の上越市の同和教育研究指定を受けており、雄志中学校区・八千浦中学校区の7校(2中学校・5小学校)で連携を図りながら研究を推進しています。
 7月に、全クラスで新潟県同和教育研究協議会が編集・発行している学習教材「生きるIV」を活用した授業を実施しましたので、一部のクラスの授業の様子を紹介します。



 2年生は、「春遠からじ」という題材で、結婚差別について考えました。部落差別があるために家族や親戚によって引き起こされる結婚差別の現実を知り、差別を許さない生き方を通して家族の本当の幸せについて考えました。「出身地による差別は絶対に許されない」、「結婚差別は不当でありなくさなければならない」などの意見が多数あげられました。



 3年生は、「就職差別をなくすために ーある青年の手記よりー」という題材で、就職差別について考えました。被差別部落の人々に対する企業の就職差別の事例を通して、差別の不当性について考えたり、県内の就職面接における不適切な質問の事例などを知り、就職差別が起こらないようにするために自分たちはどうすればよいか、何をすべきかについて意見交換をしました。


2023年07月19日 中野 博史