学校のようす__

10月の様子 その1

3年生



 10月2日(月)の3年生の授業で、部落問題学習の公開授業が行われました。題材を通して、部落差別の現実を知り、差別の根底にあるものを見抜き、部落問題を自分の問題としてとらえることがねらいでした。ペアやグループでの意見交換や話し合い活動では、しっかりと自分の考えや意見を述べ合い、差別に対して憤りを感じている姿が見られました。本時の授業が差別に立ち向かう実践意欲を養うことにつながることを期待しています。



 3日(火)は、高校入試に向け、2回目の実力テストが行われました。公立高校入試と同じ5教科の試験を1日で受検しました。1回目の実力テストの結果が返ってきたときに、「次は・・・」と目標を立てて取り組んだ生徒も多かったことと思います。さて、小海の手応えはどうだったでしょうか。今回も勉強不足により思うように点数がとれずに伸び悩んでいる人はいませんか。11月になると中学校卒業後の進路についての三者面談があります。3年生の皆さん、しっかりと目標を設定して、頑張りましょう。



 4日(水)は、助産師の方から「命・きずなを考える講座」をしていただきました。命の誕生の仕組みから、生命の尊さまで、たくさんのことを教えていただきました。ただの性教育や体の仕組みの学習とは違い、赤ちゃんを迎える親の気持ちや、与えられた命を大切にするということについて考えを深めることができたようです。普段の授業よりも傾聴している姿が印象的でした。


2023年10月03日 中野 博史