学校のようす__

マイ・タイムライン教室

~ハザードマップを活用した防災教育



県の担当者から水害の知識を学ぶ生徒

 7月18日(木)、全校生徒が、防災教育の一環としてハザードマップを活用したマイ・タイムライン教室を実施しました。「マイ・タイムライン」とは、災害時に自分事として避難のための行動についてタイムスケジュールを念頭に置いて準備することです。
 講師として、新潟県上越地域振興局の職員2名に来ていただきました。お二人は主に河川について様々な事業を計画実施しており、水害対策も担当しています。今回は、上越市のハザードマップや災害時の避難行動を再確認し、防災に対する意識の高揚を図りました。
 講師からは、梅雨時期の長雨や台風シーズンに起こる洪水などの水害、土砂崩れなどについて説明がありました。周辺に保倉川や関川が流れる八千浦地区にとっては、重要な問題であることを生徒も理解した様子でした。



小グループでの話し合い

 また、小グループでの話し合いを行いました。津波用と洪水用の上越市のハザードマップを活用し、自分の家や避難所を確認しました。そして、グループごとにマイ・タイムラインを考えました。



マイ・タイムラインの発表

 生徒たちは、(1)避難所を確認し、防災バッグを準備しておく。(2)ガスを止めコンセントを抜き、動きやすい服装と履き慣れた靴を履いて避難する。(3)防災バッグの点検を忘れない。などの考えを模造紙にまとめ、全体に発表しました。
 これまでも、地域合同避難訓練により地震や津波の防災学習に取り組んできましたが、今回のマイ・タイムライン教室により、洪水などの水害について自分事として避難行動を考えることができました。今後も防災教育を継続していきます。


2024年07月24日